突然、娘が不登校になってしまった時に困惑する方も多いと思います。
1日中部屋に篭ってしまって勉強もせずに、ご飯もろくに食べないという事態になった時に何も言わず見守るだけしかできないというわけではありません。
娘さんの中に潜む心の闇を振り払ってあげるにはどうしたら良いのか。
そんな解決方法についてです。
親がしてはいけない行為
不登校になった娘さんの心には壁ができてしまっています。
その壁を無理やり叩き割るかのように、学校にはきちんと行きなさいとか、なんで行かないの?と土足で踏み込む言葉を投げかけるのは絶対にしてはいけません。
唯一わかってくれる親までも私のことなんて何もわかってくれないんだと、こちらは心配のあまりに言ってしまうことが幼い高校生の娘さんには考える余力はなく、ただただ余計に追い込んでしまうだけです。
寄り添うことからはじめましょう。
休んでいる間に一緒に出かける
高校生の娘と向かい合う時間ができたと喜び、学校へ行かないことの不安はまず親は考えないようにしましょう。
どうしても着いてきて欲しいところがあるからと言って、まずは家の外に出して一緒に出かけてみましょう。
その中でこんな時間が持てて嬉しいことを伝え、ゆっくりカフェで語り合う時間を持ちましょう。
その中で心を開き何を悩んでいるのか、学校に行く意味さえ失っていることなど、いろんなことに気づいてあげることができるはずです。
1度や2度でダメなら回数を重ねることです。
ご飯を食べない時はどうする?
娘さんがご飯を食べない時は無理やり食べさせようとするのではなく、簡単に食べる事ができるおにぎりを作ってあげたり、野菜や果物たっぷりのスムージーなどを作ってあげて栄養管理をしてあげましょう。
何も口にしないと益々、精神状況を悪化させてしまいます。
少しでも食べられそうなものを部屋に持っていってあげて、お母さんも一緒に部屋でおにぎりを一緒に食べてみるのもいいでしょう。
常に娘の気持ちの状態に合わせて寄り添う体制が問題解決の大切なところです。
まとめ
今回のことをまとめると、
①最初から土足で入り込むような言葉を投げかけないこと。
②一緒に出かけてみて、その中で娘さんの気持ちや悩みを見抜く。
③ご飯は簡単に食べる事ができるものを用意し、可能であれば一緒の空間で食べる。
気持ちが一人ではないことをどんな形でも伝えていくことが重要です。
いつだって1番の味方であることは日ごろから口に出して伝えておくと事態の悪化を防げます。